午前三時の月あかり

亀梨和也君と日常ごと。木皿泉さんの事なども。

Myojo中丸君10000字インタビュー

田口君と上田君のインタビューについて書けなかったので今月号こそ。中丸君の10000字インタビュー読みました。


SHOCKの時に血尿が出た話は聞いた事ありましたが、そのストレスの原因はメンバーの喧嘩の多さだと思ってました。でも一番の原因は、自分の個性についてずっと考えてた事なんですね。


亀梨、赤西はスター性があった。亀梨には野球もある。聖はラップに早い段階でチャレンジしていたし、田口は身長がある分、アクロバットが栄える。上田と俺が、一緒にもがいてる感じだったかな。残りのメンバーはそれぞれやりたいことを結成当初から明確に持ってたんで。それが刺激でもあり、プレッシャーでもあって。

そこで出会った、というより探し出したというヒューマンビートボックス。最初はメンバーも「とうとう、おかしくなったか」みたいな冷めた目で見てたし、社長の評価もひどかったと。そんな状態でなぜ続けられたかというと、


10年後の自分をイメージしてました。将来、自分がビートボックスを身につけている姿を想像して、10年後に「よかった」って思えるようにがんばろうって。


今かっこ良く見えるようてっとり早く誰かの真似をするんじゃなくて、今までジャニーズではやった人のいない事を10年後の自分を想像してやり続けた。ずっと手探りで正解が分からない中。中々出来ない事だと思います。特に旬が短い(と言われている)アイドルには。たとえ身につけたとしても、パフォーマンスとしては披露出来ても、ラップのように曲に組み込みやすいものではないと思いますし。


でもやり続けた。ファンの支えもあって。そしてとうとうKAT-TUNになくてはならないものとなりました(もっと曲に取り入れて欲しいです)。亀梨君は「うちの中丸のヒューマンビートボックスはどこへ出しても恥ずかしくない」と言ってましたもんね。


私はKAT-TUNの曲の中で一番好きな歌詞が、ONE ON ONEの中丸君のパートなんです。

  先を行ったはずが 置いてけぼり 今が全てじゃない
  わかるだろ? 強く ただ強く望むんだ 上へ
  時は来た


これ本当に好きです。「今がすべてじゃない」「わかるだろ?」「強く ただ強く望むんだ 上へ」の歌詞が。


応援ソングというものが好きではなくて、この曲も応援ソングとはちょっと違うと思うのですが、こんなにシンプルな短い言葉で力をもらえる、というより力が湧いてくる歌詞はありません。中丸君の芯の強さが感じられる歌詞です。


これがあの中丸君の少し甘い声で歌われるとその切なさにこみ上げてくるものがあります(私KAT-TUNに関しては「切ない」ばっかり言ってますね^^; だってそれしか言いようがなくて笑)。


それまでKAT-TUNの優しいお爺ちゃん(特に亀梨君の笑)のイメージだった中丸君がこんな歌詞も書くんだ。と当時思いました。


インタビューに話を戻します。
ジャニーズに入ったのはクラスメートがきっかけ、ビートボックスを始めたのもTVに映えるような特技が欲しかったと、自分が見つけた夢じゃなかったり動機が不純だったと自ら言ってます。でもきっかけや動機は何であれ、やりながら何かを好きになることも素敵な事だと思うと。


僕は、デビューすることだけが10代の全てでした。その夢をかなえたら、次になりたい自分が見えた。

人は夢があればいつでも変われる。夢を追いかけるのに遅すぎることなんてないから。なりたい自分を見つけたとき、それに向かって、これからも真っ直ぐ歩いていきたいって思います。


30代になった時、どんな中丸君が見られるのか今から楽しみです。
来月号は聖君、最後が亀梨君ですね。