午前三時の月あかり

亀梨和也君と日常ごと。木皿泉さんの事なども。

ライブDVD「COUNTDOWN LIVE 2013 KAT-TUN」

EVERY WHY HAS A WHEREFORE すべてに理由がある
I CAN FLY IN DARKNES 何度も蘇ってみせるよ


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KAT-TUNのライブDVD見ました。凄かった。


5人になった時に感じた不安定さが微塵もなく、過去曲に物足りない曲がなかったとは言いませんが、変わらないパフォーマンス力と歌唱力の向上、増えつつある声のバリエーションと可能性が感じられるライブでした。いやライブDVDでした(ライブ行ってないので)。


5人になった時がどうとかではなくて、2度目というのが悲しいかなやっぱり大きいのかなと。1度目の訳もわからず術も見つける間もなくとりあえず続けなきゃという悲壮感がないというか。あと4人になって本当に腹をくくって、補足するのではなくグループを根本から構築しなおしたんだなと感じました。あるいは構築しなおすためのライブだったのか。


以下ツイッターでつぶやいた事とかぶるところもありますが感想を。


挨拶。真面目すぎるほど真面目で嘘がつけない人達だなと改めて。そして赤西君の時に言いたくても言えなかった事が本当に辛くて引きずってたんだなと。でも感傷に逃げるわけでもなく謝罪と今の自分達の思いを誠実に語り、その件はそこで終わりにして本編に持ち込まない潔さがとても良かったです。


4人の曲で始まり6人5人時代のメドレーをこれでもかというほどやり、最後また4人の曲で終わる構成が素晴らしい。


RESCUEは赤西君と亀梨君のI don't wanna cry on〜♪がやっぱりまだ忘れらないけれども、中丸君も声がよく出るようになったなあ。Call my nameの中低音はぞくぞくほど良いです。田口君は声量は昔からあると思っていたけれど、それに見合った歌い方が完成してきたような(素人考えです)。


EXPOSEで二手に分かれたそれぞれの雰囲気が今のKAT-TUNの理想の組み合わせかもしれません。私の中で。


近寄るんじゃねえよオーラを出してるかと思えばこっち来いよと誘う男前ビッチ亀梨上田(笑)。それぞれ違う方向を向いて煽ってるのがいいな。群れを作らない豹みたい。黒豹と黄褐色に黒斑の豹。このタッチのビジュアルバランス好きです(今は亀梨君が黒髪短髪になって悲しいです涙)。


恵まれたスタイルの良さを十分活かして、並んで踊ってるだけでKAT-TUNのスケールが一気に膨れ上がるアンドロイド田口中丸。ダンスが映える事!普通に大股で歩いてるだけで目を惹くなんてずるいよ田口君。マントのように翻る衣装の動きも計算のうちですか。


後半そんな2組がステージに集結した時の無敵さは今も昔も変わりない私達のKAT-TUN


過去メドレーは、お楽しみコーナーのようでただただ楽しそう。
HELL,NOは赤西亀梨田中の印象が強いけれどそのイメージを逆手にとった上田中丸がかっこいい。ラップはなくなってしまったけどKAT-TUNに中丸君のHBBが残ってて本当に良かった。


MCが楽しすぎて。ライブの後カンチョーについて真剣に意見を言い合うKAT-TUN(とスタッフ)。
それを再現して見せるKAT-TUNしょーもない(笑)。隙あれば下ネタにもっていこうとするのも、メンバーのボケに速攻乗っかるノリの良さもいつものこと^^


FACE to FaceとConnect & Goはまだ傷が生々しくてちょっと辛いです。曲の切なさもあって。水の演出とそれに合わせた照明が綺麗。Connect & Goのイントロがいつまでも覚めない夢の中を彷徨っているみたい。頭から抜けない悪夢のよう。


カウントダウンライブなのにその瞬間何やるか全く考えてなくて、いきなりそわそわしだすKAT-TUN(考えとけよ笑)。新年を迎えてぺこぺこ挨拶しあうKAT-TUNとJrの皆さん(可愛い)。バンドやスタッフにも挨拶は忘れません^^


& FOREVERがほんと好きで。理屈抜きの懐かしさのようなものがこみ上げてきます。「孤独を知ることで光を感じられる」とかKAT-TUNすぎて。「分かりきってる 未来は必ず変えてみせる 誓う」の「誓う」の一点の曇りもない清々しさとかもね。(DVDではそこ歌っていません)


COSMIC CHILDは何と言っても市ヶ谷のダンスバトル。田口君、衣装の前を閉めてくれたら更に更にアンドロイド対決っぽくていいのにな。微笑をたたえて揺れてるタッチは清水玲子さんの漫画に出て来るセクサロイドみたい。人間の相手は出来るけど生殖能力はない、みたいな(ひどい言われ方笑)。


ブログを読んでくださってる方はほぼKAT-TUNファンだと思いますが、念の為(それ以外の方へのステマも含めて)、市ヶ谷とは田口中丸のコンビ名です。タッチは亀梨上田。ロバ丸は上田中丸。友達部は亀梨田口。爺孫は亀梨中丸。田口上田コンビは私は上田口と呼んでいますが他にもあったかな。ま、そんな感じです^^


BOUNCE GIRLは配信のみでCD発売されてないのを今でも恨んでます(涙)。非対応機器だったので音源がないんです。こんなかっこいい曲なのに。楽しい、かっこいい、楽しいのエンドレス。


そして始まるPHOENIX。紅蓮の炎に導かれるようにKAT-TUN登場。どんな儀式だよ。もうね、圧巻の一言。


火や水を操っているというより衝突を繰り返している地球誕生の瞬間のよう。マグマと水蒸気が噴き出してる異様な美しさの中、磁気を帯びて立っている4人。その気迫のこもった歌声。


亀梨君がサングラスをして威圧してるのも、上田君が狂気じみた目をして歌っているのも、田口君の静かな仁王立ちも、中丸君の悪魔のささやきも、全て、輝く事を決めた人達の圧倒的な意思の力を見せつけられているようでした。


FIRE and ICEはそうして生まれた奇跡の星、青い地球でしょうか。なんてね。水の柱の前に立つ4人はチロチロと燃える青い炎のよう。


PHOENIXとFIRE and ICEの中丸君の英語のささやきが本当にかっこいい。FIRE and ICEの田口君の天にまで届きそうなまっすぐな歌声。上田君のさっきとはうって変ってのソフトな歌声(と人間に戻った表情笑)。そしてやっぱりKAT-TUNの主軸となる亀梨君の声。


あれだけの量の水と火を使いながら演出に埋もれないKAT-TUNがやっぱりすごいなと。メンバーが浮き上がって見えますもん。


PHOENIXで生まれ変わりFIRE and ICEで完成したKAT-TUNの澄みきったBLESSはアクアリウムのよう。会場全体が水槽みたい。最初と最後の音が空気を送り込むエアポンプのポコポコいう音のようですっかり浄化された気分(笑)。ミニアルバムの時にも書きましたが、それぞれの高音のバリエーションが本当に素晴らしい。綺麗。最後定番のバラードじゃなくて良かったなあ。


アンコールの4Uは清々しいメンバーの表情が印象的で、良かったねぇ良かったねぇとしみじみと思ってしまいました。輝ける場所に居続ける難しさ、なんて事を考えながら。


そしてこれがちゃんと映像化されて良かったなあと。次は今度こそブルーレイでお願いします。
後でちょくちょく直すと思いますが、ひとまず感想はここまで。