木皿泉さんの講演に行ってきました
10月10日にNHKカルチャーの木皿泉さんの講演に行ってきました。
NHKカルチャーの木皿泉さんの講演行ってきました。木皿さんは今日来てもう今日のうちにお帰りになるそうです。お忙しいな pic.twitter.com/n9fIKmgkSR
— まひる (@aoba223) 2015, 10月 10
いらしたのは年希子さんのみでしたが、楽しいお話がたくさん聞け、サインもいただき、握手もしていただき、少しお話も出来て感無量でございました(涙)。
ドラマ「すいか」を見て河野Pと木皿泉さんのファンになったので、亀梨君よりファン歴は長いんです。(亀梨君は野ブタを見てファンになったので)
神戸にお住まいの為、講演会はどうしても関西中心になってしまうようですが、今回貴重な関東での講演会。行けて本当に良かったです^^
もう時間が経ってしまい記憶もあやふやなので、ツイッターでつぶやいた事を貼ります。全てニュアンスです。
まず開場前に並んで待ってるところで木皿さんが普通に来て文化センターの担当の方?と目の前で挨拶してて(会場となる部屋の向かいの部屋が講師控え室)、うそっ!まじ?と一人でキョロキョロしてしまったけど、並んでる他の方は普通に見てたり本読んでて気づかない人もいたりして
— まひる (@aoba223) 2015, 10月 10
終わった後で見たら席は100人分くらいあったけどどのくらいの人が来てたんだろう(←後ろを全く見てない人)。木皿さんも人の多さにびっくりしてました。この半分くらいを予想してたらしくて(´ω`)
— まひる (@aoba223) 2015, 10月 10
それかもっと狭いところでやると思ってらしたのかな
— まひる (@aoba223) 2015, 10月 10
講演中時折見ていた細長い手帳の表紙がパンの絵で、シャツの下に着てらしたTシャツもパンの絵で、可愛かったです( ^ω^)
— まひる (@aoba223) 2015, 10月 10
今の時代は食べ物がいっぱいあって明日も何事もなく普通に来るもので、昔の人から見れば夢みたいな生活。ファンタジーのようなもの。だとすれば今私達が思い描いているファンタジーは遠い未来の人にとって現実になっているかもしれない(ニュアンス)という木皿さんの話が一番印象に残ってる
— まひる (@aoba223) 2015, 10月 10
昨日ツイった、未来の人の現実になってるかもの話で「日常はずっと続いていくものではなくて、転がり続けて作られていくもの」という言葉も印象に残ってる。思わずメモる私
— まひる (@aoba223) 2015, 10月 11
しあわせのカタチのDVDブックが出るので、その監督と何年かぶりに会ったけど、ドキュメンタリーを撮ってた頃は家族に対してきつかったのに丸くなったと言われたそう。変わってきたのかもしれない、と年季子さん。お父様とはずっとそりが合わなかったのだとか
— まひる (@aoba223) 2015, 10月 10
盗作の件で裁判(木皿さんが訴えた)になった時言われたのが、アイディアは著作権じゃない、表現がそうなんだと
— まひる (@aoba223) 2015, 10月 10
質疑応答で、昨夜のカレー〜で出てくるピュアな男性達が好き。500万騙されても人がいい岩井さんとか。という話に木皿さんは、お金が出てくる話が好きなんだとw 大金をボンと出すと日常から浮く。ファンタジックになる。その人のキャラというよりそういう人が騙されたほうが面白いだろうと
— まひる (@aoba223) 2015, 10月 11
今の企業などはお客さんの事を考えすぎていて、あまりにも先回りしすぎていて、受け手は慣れてしまって飽きてしまう。与えられる事に慣れて自分から探さなくなってしまっている。期間限定という言葉が出てくること自体がもう手詰まりなんだと
— まひる (@aoba223) 2015, 10月 11
スーパーでヨーグルトは4個パックでプリンなどは3個パックで売ってる。なぜかと言えばお父さんは朝食は一緒に食べるけどおやつは一緒に食べないから。という話もその流れだっけな。生活のパターンや決められたフォーマットについてとにかく色々話してました
— まひる (@aoba223) 2015, 10月 11
Q10はもっと難しい話になるはずだったけどお客さんほったらかしにになるので分かりやすくしようと。9回で説明してしまったんだけど、見てた人が思った通りのEDになったと言ってて、いやいや9回で全部説明してますからと →
— まひる (@aoba223) 2015, 10月 11
→ でも見ている人にとってはそうなのかもしれない。思う通りになったと思う方が見ていて気持ちいいし面白い。 と解釈したけど、ここはさらにうろ覚えで怪しいかも
— まひる (@aoba223) 2015, 10月 11
すいかは(佐藤)東弥さんにも言ったけど、監督や金子さんの音楽やそういったものの力が大きいかった。東弥さんがしっとりとした演出をされたので。7、8、9話は不本意でしたもん、と。脚本の出来としては満足してなかったという事でしょうか
— まひる (@aoba223) 2015, 10月 11
すいかは食事以外は2人劇が多いですが?という質問に、めんどくさいからじゃないですかねとw 大事な事を言う時は2人って感じ。たくさんいると散漫になってしまう。お客さんに伝えるなら2人じゃないか、と
— まひる (@aoba223) 2015, 10月 11
サインを書いてる時の会話で、キョンキョンの最後のシーンが好きですと言ってた方がいて、あれは逃げたとはっきりと言ってしまうとアレなのでああいう映像で匂わした。ような事を話してらした。多分
— まひる (@aoba223) 2015, 10月 11
あと、ぽつぽつと思い出すと、、、
「すいか」というタイトルは木皿さんが考えたものではなく、木皿さんが考えたタイトルはドラマ中にも出てくる言葉「パンプキンパンク」。これはシンデレラのカボチャの馬車がパンクしたという意味らしい。
初めてのラジオドラマもタイトルを「人生はタンチョウ(単調?丹頂?)ヅル」(どの漢字かカナかは不明)と考えたけど結局「僕のスカート」になったそう。
ドラマを書く上でテーマというものは特にない。何を書いても自分になるので氷山の一角のようなもの。登場人物は全て自分。プロデューサーはテーマよりも形にこだわる。推理ものにするとかバディものとか仕事ものにしようとか。プロデューサーもTV局もテーマは考えていない。考えてるのは文芸作品くらいじゃないかと。
すいかの後、プロデューサーがバラエティに行かされて、会社に行きたくなくて半分出社拒否みたいになってたそう。(もうネタのようになってますね。河野さんが飛ばされた事^^;)
あと山田太一さんの事、ユーミンの事、明石家さんまさんやドゥルーズの名前も出てきたり。とにかく盛りだくさんでした。
サインを書いて下さってる時に少しお話出来たのですが、緊張して大した事を聞けなかったので秘しておきます。 握手した時の年希子さんの手は暖かかったです^^
さて、もうすぐ「木皿泉〜しあわせのカタチ〜DVDブック」が発売されますが、河出書房新社の創業130周年記念出版刊行予定ラインナップにも木皿泉さんの小説が。
2016年春 木皿泉 (タイトル未定/小説) とのこと。
もしや「波」で休載になっている「カゲロボ」でしょうか?
「波」の「カゲロボ日記」によると映画の脚本も書かれたそうで、なにはともあれ小説も映画も楽しみです^^