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午前三時の月あかり

亀梨和也君と日常ごと。木皿泉さんの事なども。

ベム脚本家 西田征史さんインタビュー

ベム日刊ドラマGP四冠おめでとう!!を記念してユリイカ5月号の西田征史さんのインタビューを。ベムの部分をいくつか。


−−ベムは震災で一度、企画が流れそうになったらしいですね

西田 そうですね。ベムが三本指だったりするので、放射能の心配がある時にどうなんだ、もっとハッピーなものがいいんじゃないか、という話が局の中で出たみたいです。結果的には「あえて今やるべきじゃないか」と話がまとまったみたいですけど。


−−連ドラの時は、最初に全話の流れを決めてから書くんですか

西田 なんとなくは決めますね。ベムの場合は、最初と最後は決めていたんですけど、中盤は「なんとなく人間と仲良くなる」くらいだったんですよ。だからいざ書く段になって「何でこんなに曖昧なんだ!」と焦って、ヒイヒイ言いながら書きました(笑)。


ベムのキャラクターについて

西田 (略)−ベムは原作アニメではカッコよくて渋かったけど、時代感もあって、「ナントカだ!」と真面目に話すところがちょっと可笑しいなと思ったんです。それで、生真面目すぎる主人公はどうかな、と。正義感の強い堅物なんだけど、それが行き過ぎて、ちょっとかわいく見える−−そういう方向に振ってみようと思って、ああいうベムのキャラクターになりました。

西田 (略)−ベムも最初、食事のシーンを入れるかどうかでちょっとモメたんですよ。「妖怪は食事しないんじゃないか?」という意見があったんですけど、僕は食べさせたいと思った。何か食べていた方が彼らを身近に感じられるし、葉っぱや干し芋を食べていることで、よりかわいそうだなと思ってもらえると思ったんです。

最終話は初めからああいう流れになる事が決まっていたんですね。ベムは視聴率的にも成功しましたが、たとえ不調であっても結末は変わらなかったと思います。あの銭ゲバを作った河野さんですから(笑)、不調だからといってハッピーな結末にして少しでも視聴者の好感を得ようなんて考えはなかったでしょうね。


ベムの生真面目過ぎてちょっとかわいく見える所は、そんなベムのキャラのせいで更に物悲しさを出していました。最終話のコンサート会場前で3人並んでいるシーンなんか、クスっとするのに悲しくて切なくて...。ベムの哀愁、ベラの強さ、ベロの可愛さ、そして3人違った形の優しさ。3人のキャラクターはとてもバランスが取れていて良かったです。


私は実は西田さんの脚本が苦手で^^; ベムもあまりに説明しすぎる所や、エピソードも台詞もストレート過ぎて(台詞はベムでは意図的だそうですが)、ひねくれ者の私には分かりやす過ぎる、狙いすぎてると思ってたんですよね。食事のシーンも生活感、かわいそう感がにじみ出てて嫌だなあと。


それでもベムが野ブタの次に好きになったのは、ベム達のキャラクターと1話と最終話があったからでした。食事のシーンも最終話を見た後に見るとそれはそれは切なくて愛しいシーンに変わりました。1話と最終話は文句ばっかり言ってる私でも文句のつけようのない素晴らしい回でした。とても良いラストだったので、続編としてのSPも映画化もない方がいいです。


今日嬉しいニュースが飛び込んできました。日刊スポーツドラマグランプリ作品賞受賞のニュース。主演男優、助演女優、助演男優と合わせて四冠!改めておめでとうございます!ギャラクシー賞は残念ながら入賞しませんでしたが前にブログに載せたように月間賞をいただきました。出演者、スタッフの皆さんの妥協のない作品づくりが結果となって表れたのも嬉しいですね。


更に更に昨日のビッグニュース。亀梨君初主演映画おめでとう!!GTOだとか(笑)、ベム映画化とか噂されていましたが、思いもかけず三木聡監督の映画と!時効警察大好きだったので嬉しいです^^ とてもアイドル映画になりそうもないのが一番嬉しいです。